日本行動計量学会第47回大会(2019年9月, 大阪大学豊中キャンパス)において、特別セッション「インタビューへの行動科学的アプローチ:マーケティング・リサーチを中心とした展望」を開催しました。ご参加のみなさま、誠にありがとうございました。
このページでは、企画主旨、発表題目、(一部の発表について)発表資料を掲載しています。ご関心ありましたら、各発表者、ないし小野までご連絡ください。
人々の行動と意識を理解するうえで、インタビュー(面接)はひとつの重要な手法である。適切なインタビュー手法は社会とそのダイナミクスについての理解を深め、よりよい社会的意思決定に寄与するだろう。
にもかかわらず、たとえば質問紙調査手法に関する実験研究の蓄積と比べた時、インタビューそのものを対象とした実証研究は乏しい。
本セッションでは、マーケティング・リサーチにおける消費者インタビューを中心とした、インタビューについての実証研究をご報告いただく。 調査手法研究者、心理学者、インタビュー実務家などさまざまな立場からの発表を通じ、インタビューをめぐる研究の現在を展望する。
本セッションを通じて、ビジネス・学術におけるインタビューの“ユーザ”が抱く実務的関心と、インタビューに対する科学的関心との間の橋渡しを狙いたい。